- 書式
- echo [OPTIONS] [STRING]
概要
echo
コマンドは、
テキストの文字列を表示します。
以下のオプションがあります。
-n
- 改行を出力しない
-s
- スペースで引数を区切らない(fish独自)
-E
- バックスラッシュエスケープを解釈しない(デフォルト)
-e
- バックスラッシュエスケープを解釈する
エスケープシーケンス
-e
オプションを使ったとき、
以下のエスケープシーケンスを認識します。
\\
- バックスラッシュ
\a
- アラート(BEL) (
^G
) \b
- バックスペース (
^H
) \c
- これ以上出力しないようにする
\e
- ESC文字 (
^[
) \f
- フォームフィード (
^L
) \n
- 改行文字 (
^J
) \r
- キャリッジリターン (
^M
) \t
- タブ文字 (
^I
) \v
- 垂直タブ (
^K
) \0NNN
- 8進数NNN(1〜3文字)で表されるバイト
\xHH
- 16進数HH(1〜2文字)で表されるバイト
実行例
$ echo 'Hello World' Hello World # fish独自の機能!スペースで引数を区切らない $ echo -s a b c abc # エスケープシーケンスで改行が有効になる $ echo -e 'Top\nBottom' Top Bottom # aaaで出力が止まる。改行なし。 $ echo -e 'aaa\cbbb' aaa
最後までお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。