man countの和訳+実例追加。countに与えられた引数の個数(主に配列やワイルドカードの要素数)を出力する。空配列や未定義変数を指定したときは異常終了になる。ifなどの条件式として使える。
「2016年」の記事一覧(4 / 5ページ目)
complete:TAB補完設定を定義【超強力!上級者向け詳説】
man completeの和訳+実例大幅追加。自分独自の補完設定を記述するときに使う。3種のオプション形式・集合からの補完に対応。本ページと/usr/share/fish/completions/参照。
breakpoint:【実例追記】fish内蔵のデバッガを起動
man breakpointの和訳に具体例を加筆。breakpointを置いた部分でスクリプトが一時停止し、デバッグプロンプトが立ち上がる。そこで変数を調査・変更したりコマンドを実行したりできる。動作不良時は是非。
bind:キーバインドを設定・削除/使えるキーを一覧する
man bindの和訳と実行例。コマンドラインエディタにおいてコマンドをキーに割り当てる(キーバインド)。fish_key_readerコマンドを使えば簡単にbindの設定ができる!
bg:ジョブをバックグラウンドに!プロセス展開でPID簡単取得
man bgの和訳。他のシェルと同じ使い方もできるが、fishでは「プロセス展開」を使うことで簡単にプロセスID(PID)が得られる強味がある。
begin:一連のコードをまとめる【変数・リダイレクト・条件】
man beginの和訳。beginコマンドはendとともに使って一連のコードブロックを作成する。ブロックスコープとなるローカル変数が定義できたり、一連のコマンドをまとめてリダイレクトできたり、条件コマンドの優先順位を上げることができる。
and:他シェルの「&&」相当!直前コマンドが正常終了時に実行
man andの和訳。andコマンドは他のシェルの「&&」に相当。前のコマンドが正常終了したときに次のコマンドを実行する。fishでは「&&」は使えないので注意。
alias:【注意!即保存せよ】別名定義の書式で関数を作成する
man aliasの和訳。aliasは他のシェル同様に別名定義をするが、fishでは関数定義のラッパーとして扱われている。そのため関数と同名の別名は定義できない。functionコマンドで関数定義することを推奨。
【現状報告】ドキュメントの翻訳が終了しました。コマンド翻訳へ
fish 2.4のDocumentationの翻訳も終了し、チュートリアル、FAQと一通り翻訳できました。これからはリンクされているコマンドから翻訳していきます。
command:同名のfish関数を無視して外部プログラムを実行
man commandの和訳+実行例。commandを前置することで、同名のfish関数やビルトインを無視する。-sスイッチをつけると、whichプログラム同様、実行ファイルのパスを表示。