- 書式
- fish_config [color|prompt|function|variable|history|bind|abbr]
概要
fish_config
コマンドは
Webベースの設定インターフェースを
立ち上げます。
Webインターフェースを使うと
以下のことができます。
fish_config
コマンドを実行すると
ローカルなWebサーバを起動させ、
Webブラウザのウィンドウを開きます。
終了するときは、このようにします。
- ブラウザのウィンドウを閉じ、
- fishの端末に戻り
- Enterキーで fish_config コマンドを終了させる
fish_config
は
最初に開くタブを引数に指定できます。
たとえば、
fish_config history
はhistoryタブの
設定インターフェースを開きます。
(訳注:実際は fish_config h
のように
最初の1文字でよいです。
なぜなら、 h
から始まるのは
history
しかないからです。)
システムのデフォルトの
ブラウザ以外を使うこともできます。
環境変数 BROWSER
をセットしてください。
実行例
Webブラウザのウィンドウを立ち上げ、
fishの設定を行います。
$ fish_config Web config started at 'file:///r/.cache/fish/web_config-IC2FHA.html'. Hit enter to stop. # 終了時ここでEnterを押す Shutting down.
例追加:ブラウザをGoogle Chromeにします。
ユニバーサル変数 として指定し、
かつ export変数 ですので、
コマンドラインから一回設定するだけで
以後ずっとChromeをブラウザとして
使い続けられます。
$ set -Ux BROWSER google-chrome
Webブラウザを使うという
画期的かつ素晴しい発想に
心から感謝します。
Unixシェル入門・CLIの敷居が
低くなりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。