書式
fish_config [color|prompt|function|variable|history|bind|abbr]

概要

fish_config コマンドは
Webベースの設定インターフェースを
立ち上げます。

Webインターフェースを使うと
以下のことができます。

  1. 自作関数を閲覧
  2. 変数を閲覧
  3. 履歴を検索
  4. プロンプトを変更
  5. 色を設定
  6. キーバインドを一覧 →bind
  7. 短縮名を一覧 →abbr

fish_config コマンドを実行すると
ローカルなWebサーバを起動させ、
Webブラウザのウィンドウを開きます。

終了するときは、このようにします。

  1. ブラウザのウィンドウを閉じ、
  2. fishの端末に戻り
  3. Enterキーで fish_config コマンドを終了させる

fish_config
最初に開くタブを引数に指定できます。

たとえば、
fish_config history はhistoryタブの
設定インターフェースを開きます。

(訳注:実際は fish_config h のように
最初の1文字でよいです。
なぜなら、 h から始まるのは
history しかないからです。)

システムのデフォルトの
ブラウザ以外を使うこともできます。

環境変数 BROWSER をセットしてください。

実行例

Webブラウザのウィンドウを立ち上げ、
fishの設定を行います。

$ fish_config
Web config started at 'file:///r/.cache/fish/web_config-IC2FHA.html'. Hit enter to stop.
# 終了時ここでEnterを押す
Shutting down.

例追加:ブラウザをGoogle Chromeにします。

ユニバーサル変数 として指定し、
かつ export変数 ですので、

コマンドラインから一回設定するだけで
以後ずっとChromeをブラウザとして
使い続けられます。

$ set -Ux BROWSER google-chrome

Webブラウザを使うという
画期的かつ素晴しい発想に
心から感謝します。

Unixシェル入門・CLIの敷居が
低くなりました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。