設計理念→チュートリアル→FAQ→fishドキュメント→全標準コマンドmanページの全訳完了!気付きなど。
「2017年1月」の記事一覧
vared:変数の値を対話的に編集する
man varedの和訳。変数の値をコマンドラインエディタで対話的に編集するシェル関数。配列は個別の要素にのみ対応。
ulimit:bashと相違点有!資源使用量リミットを取得・設定
man ulimitの和訳。シェル及びシェルの子プロセスのリソースの制限値を出力・設定する。bashのulimitとは3つの相異点があるので注意。
type:関数定義/実行ファイルのパス表示・コマンドの種類の判別
man typeの和訳+実例追加。関数・ビルトイン・実行ファイルを判別。type -Pでwhichプログラムと同様に実行ファイル名を表示する。関数であるときは関数定義を表示する。
true:正常終了するだけ
man trueの和訳。終了ステータス0で正常終了するだけ。
trap:シグナルハンドラ定義・表示!fishでは関数定義推奨
man trapの和訳+実例追加。他のシェルとの互換性のために用意。実体はfunctionコマンドによるシグナルハンドラ定義のラッパーに過ぎない。functionで定義することを推奨。
suspend:【サスペンド】現在のfishを一時停止する
man suspendの和訳+実例追加。SIGTSTPシグナルにより現在のfishをサスペンドする。子プロセスにfishを立ち上げた一連のセッション例を追加。
string:文字列操作8選!fishは実用的なスクリプト言語へ
man stringの和訳。基本的な文字列操作をfish側が用意しているのでスクリプトを書きやすい。長さ、部分文字列、分割、結合、ホワイトスペース除去、エスケープ、ワイルドカード(グロブ)マッチ、PCRE2正規表現マッチ、置換。
status:fishの現在の情報を得る
man statusの和訳+スクリプトによる実例追加。ログインシェル・ジョブコントロールの状態と設定・コマンド置換中・対話モード・スクリプトのファイル名と行番号・関数呼び出しのスタックトレースを表示。
return:現在の内側の関数から脱出
man returnの和訳+実例追加。関数からの脱出。終了ステータスを付加することもできる。しばしば条件式とともに使われる。