ども、るびきちです。

昨年12月から
こっそり手掛けてきた
fishのドキュメントの
全訳プロジェクトですが、

今日やっと完了しました。

そして、サイト名も
「fishシェル普及計画」
から
「全訳!fishシェル普及計画」
と変更しました。

公式ドキュメント(和訳済) は長く、
僕自身が英語に慣れていなかったせいで
かなり時間がかかりました。

そして、
年末から各コマンドの
manページの翻訳を始め、

大晦日に
ドキュメントで参照されているコマンドの
manページ全訳が完了しました。

だんだん英語に慣れてきて、
この1週間で全ての標準コマンドの
翻訳も終了しました。

manページは
一般的な技術系のドキュメントよりも
読みやすかったのですが、

いかんせん
具体例が少なく、
わかりづらい部分も
多々ありました。

その点は
僕自身が
補足説明を加えています。

全訳をして
気付いたことは、
やはりfishは便利で多機能なのに仕様がコンパクト
だということです。

なにせ、
英語が苦手で
技術系ドキュメントの翻訳が初めてな
僕でも全訳できたのですから!

fishは他のシェルの
冗長な機能は徹底して省かれ、
必要十分な機能が厳選されています。

また、fishはコマンドラインが
使いやすいだけでなく

  • 変数
  • 関数
  • まともなスコープ
  • 配列操作
  • ファイル操作
  • 制御構造
  • 数値計算
  • 文字列操作

と一通りスクリプト言語としての
機能もそろっていて、
初心者にもおすすめできることにも
気付きました。

fishスクリプトを組みたければ

  1. コマンドライン上の echoパラメータ展開 を確認しつつ
  2. Emacsのようなキルリング を使いこなし
  3. 徐々にプログラムを組み立てていき
  4. 関数を定義
  5. funcsave で関数を永続化

させれば、簡単に
あなただけのプログラムが出来上がります。

Unix系OSのシェルはbashやzshだけではありません。

良いものは広まらなければなりません。

fishも仲間に入れてください!

拙訳がfishシェルの普及に
つながれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば嬉しいです。